どのような方法があるの?樹木葬の3つの供養方法を紹介

どのような方法があるの?樹木葬の3つの供養方法を紹介

自然に還る素材の骨壺で埋葬

近年、ご遺骨と一緒に土へ還る樹木葬専用の骨壺が使われるようになりました。一般的な骨壺とは違い、環境保護の観点からおすすめです。通常、骨壺には陶器やガラス、金属などの素材が用いりますが、樹木葬に使用すると環境問題が懸念されます。

一方、樹木葬専用の骨壺は、トウモロコシやホタテの貝殻、粘土などの天然素材で作られており、1年半~数年かけて自然分解されます。故人の遺志にもよりますが、自然環境に配慮して供養するなら専用の骨壺を使うのがおすすめです。

さらし木綿の袋で埋葬

ご遺骨を粉骨(ふんこつ)し、木綿や正絹製の納骨袋に入れて埋葬します。納骨袋を使用することで、湿気などの影響によるご遺骨のカビの繁殖を防ぎます。また、宗派によっては、骨壺を使えない可能性があります。そういった場合にも、納骨袋が役立つでしょう。

納骨袋は本来、「海洋葬」などの散骨で使われる道具です。樹木葬で納骨袋を使う場合、ご遺骨を袋に入れ、地中に置く形で使用します。なお、天然素材の納骨袋は、地中で自然分解されます。

普通の骨壺に入れて埋葬

陶器などの骨壺に入れ、そのまま埋葬する方法です。樹木葬においては、ご遺骨を骨壺から取り出し、地中に埋葬するのが一般的です。一方で、宗派や遺族の意向によっては、土に直接散骨することを冒涜と判断します。そうった場合、骨壺のまま埋葬することが多いです。

この方法の問題点は、湿気によりご遺骨にカビが生えたり、骨壺が自然環境に悪影響を与えたりする恐れがあることです。基本は樹木葬専用の骨壺や、納骨袋の使用をおすすめします。

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